百日紅 ちらほら咲き

長かった雨がようやく終わりに近づきまして、本日の京都は曇り予報ではありますが
8月の暑い季節の雰囲気を取り戻してきました。
普段とは異なる日常ですが神苑は8時半から16時まで開けておりますので
ごゆっくり散策いただけたらと思います。
神苑はただいま百日紅（サルスベリ）の木がちらほらと花を咲かせています。
下の写真は南、西、中、東と各神苑にある百日紅です。
是非、各場所にて見つけてください。

百日紅

8月に入りまして猛烈な暑さが続いております。
この時期は熱中症対策は欠かせません。
本日もお天気なので東神苑の橋殿を通りかかりますと、
百日紅（サルスベリ）の木が花を咲かせていたのでご紹介します。
花も樹形にもボリュームがあるので遠くからでも目を惹くのが特徴ですね。
ちょうど水の音がよく聞こえる場所にありますので、通られる皆さまに
一時の涼しさを与えてくれることでしょう。

無題

京都も先日梅雨が明け、安定した夏空が広がってきています。
本日7月22日は二十四節気の大暑と言われ、1年で最も暑い日のようです。
雲一つない良い天気で日中からはどんどん気温も上がる事でしょう。

さて神苑の方を散策すると入口付近南神苑では紫色が優雅な
桔梗（キキョウ）が咲いております。
星形の花が魅力で古くから親しまれている植物です。
お立ち寄りの際は是非ご覧ください。

下記の画像はちょうど本殿の裏側を通過した場所です。
鎮守の杜と呼べるたくさんの木で覆われ、日陰を作り散策する方を
涼しい空間に導いてくれます。

また池の中では鯉たちが気持ちよさそうに泳いでいます。

いかがでしょうか。
神苑を散策いただき、心地よい１日になってもらえると幸いです。

臥龍橋と睡蓮

梅雨空が長く続く今日このごろ。中神苑の蒼龍池には、
適度な間隔で丸石が配された飛び石式の橋、臥龍橋（がりゅうきょう）があります。
その橋をおおうように睡蓮が所々と顔を出しています。
臥龍橋の丸石をたどると、水面には初夏の空が映り、
睡蓮の花が雲のように浮かぶのが想像できます。
このような遊び心を感じながらお庭を回るのも楽しみのひとつです。

明日は半夏生

令和3年の半夏生は明日の7月2日になります。

本日の南神苑、半夏生も見頃になっております。
この半夏生の日は関西地方ではたこを食べるという風習もあるそうで、
明日のスーパーやデパートでは売れ行きがいいかもしれませんね。
また梅雨明け間近の頃とも言われますので、大半の人たちからすれば
嬉しい響きかと思われます。
他にも地方によってはさまざまな食べ物の由来と習慣があるそうです。
折角ですので由来のある物をいただいて蒸し暑い季節を乗り越えてもらいたいと
思います。