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はんなり便り

神苑内の花々の開花状況等をお知らせします。

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半夏生


 先日からよくのせておりますハンゲショウを紹介します。
このハンゲショウの見頃は夏至から11日後になると言われているのをご存じでしょうか。
今年の暦では6月21日にあたるとされており、するとそのまま日を追っていきますと7月2日がちょうど見頃の時期になります。
本日27日時点のハンゲショウの様子です。日を追うごとの成長をご覧いただければと思います。




































































随時画像を紹介していきたいと思います。7月2日が楽しみですね。
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大和なでしこ

京都はしばらく雨模様のすっきりしない天気が続くようです。しかしこの時期に雨が降らないと神様に毎日お供えするお米とお酒が育ちません。日々神様に喜んでいただくには雨は非常に大切なものと考えられます。


さて神苑は双子葉植物の撫子(なでしこ)が綺麗に咲いております。この名前は女子サッカーなどの呼び名でも使われ女性のイメージが強いですね。その名の通り美女の形容詞とも呼ばれ優美淡雅なる花を開き、可憐な花容を賞した植物です。
 


































「あなこひし 今もみてしが 山がつの かきほにさける やまとなでしこ」

やまとなでしこの和名の出発点は、この古今和歌集の歌からになります。

神苑にお越しの際はこのような歌を口ずさみながらご鑑賞いただくのもいかがかなと思います。

梅雨本番

先日の大雨から一転、本日は良い天気となっております。
ただ来週からは梅雨本番を迎えるのか雨予報が続く予定です。
そんな梅雨時の花であるアジサイを紹介致します。
中心の両性花の集まりを装飾花が囲んでいるのが美しさを強調してますね。

 

































































雨に濡れている姿もよく似合う花です。
是非注目してご覧ください。


半夏生

梅雨入りにもかかわらず涼しめの良い天気が続いていましたがようやく夏の到来を感じる蒸し暑さがやってまいりました。
本日は初夏を感じさせるハンゲショウをのせてみました。
その名の通り葉が半分白くなって化粧してるように見える事からこのように呼ばれたとも言われています。
実際の時期は7月初旬ですのでこれから注目してご覧いただければと思います。




















































本日紹介したハンゲショウの由来は色々ある中の一つです。
どうぞ皆様もご自身で調べていただきご覧くださればと思います。

梔子

梅雨入りにも関わらず晴れの日が続いております。
さて神苑入口の南神苑には平安の苑と呼ぶ平安朝時代の植物が生育しています。
本日はその一つのクチナシという植物をご紹介します。

 
































白色で香りよき花1個を着けた枝でございます。
このクチナシについて詠んだ古今和歌集の詩をご紹介します「耳なしの山のくちなしえてし哉おもひの色のしたぞめにせん」
耳なしには口なしという事で誰にも知られないだろうと言う意味です。おもひの色は火の色に掛けられていてその色に染めるためにクチナシの実の色でしたぞめをしたいという事であります。
いかがでしょうか?
神苑にはこのような珍しい植物にも注目していただきたいと思います。

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