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上巳の節句
2012.03.03 |Category …花便り
今日の京都は穏やかに晴れわたり、春めいた、のどかな陽気です。
今日はひな祭ですね。みなさまの中にもお雛様を飾っておられるご家庭もあるのでしょう。
ひな祭りが今のように女の子のお祭りとして華やかになったのは江戸時代からで、平安時代には上巳祓(じょうしのはらい)といって、3月最初の巳の日に息を吹きかけたり、身体に擦りつけ厄を移した人形(ひとがた)を川や海に流して厄祓をしました。その祓いは後に3月3日に定まり、女の子のひいな(雛)遊びと相まって流し雛の行事となって、江戸時代に人日(じんじつ=1月7日)、端午(たんご=5月5日)、七夕(しちせき=7月7日)、重陽(ちょうよう=9月9日)とともに五節句のひとつとして厄祓が行われました。時が経つにつれ、厄祓の色は薄れていきましたが、各家庭でお雛様を飾る風習がその名残となっています。
当宮で授与している縁喜鈴です。 京都ではお内裏様は向かって右に、お雛様は左に飾ります。
続いて今朝の神苑の様子をお届けします。
梅はまだこの様な状態です。
早咲きの赤実大島桜の蕾の様子です。
だいぶ膨らんできました。
同じく早咲きの寒緋桜の蕾も膨らみ、先の方が淡く色づいてきているようです。
橘(南神苑)
橘の実は古来長寿の実とも云われ、実が落ちたあとは5月の末から6月にかけて、香しい可憐な白い花を咲かせてくれます。
日に日に暖かくなり、外に出掛けたくなる陽気になってきましたね。お近くまでお越しの際には是非足をお運びください。
今日はひな祭ですね。みなさまの中にもお雛様を飾っておられるご家庭もあるのでしょう。
ひな祭りが今のように女の子のお祭りとして華やかになったのは江戸時代からで、平安時代には上巳祓(じょうしのはらい)といって、3月最初の巳の日に息を吹きかけたり、身体に擦りつけ厄を移した人形(ひとがた)を川や海に流して厄祓をしました。その祓いは後に3月3日に定まり、女の子のひいな(雛)遊びと相まって流し雛の行事となって、江戸時代に人日(じんじつ=1月7日)、端午(たんご=5月5日)、七夕(しちせき=7月7日)、重陽(ちょうよう=9月9日)とともに五節句のひとつとして厄祓が行われました。時が経つにつれ、厄祓の色は薄れていきましたが、各家庭でお雛様を飾る風習がその名残となっています。
当宮で授与している縁喜鈴です。 京都ではお内裏様は向かって右に、お雛様は左に飾ります。
続いて今朝の神苑の様子をお届けします。
梅はまだこの様な状態です。
早咲きの赤実大島桜の蕾の様子です。
だいぶ膨らんできました。
同じく早咲きの寒緋桜の蕾も膨らみ、先の方が淡く色づいてきているようです。
橘(南神苑)
橘の実は古来長寿の実とも云われ、実が落ちたあとは5月の末から6月にかけて、香しい可憐な白い花を咲かせてくれます。
日に日に暖かくなり、外に出掛けたくなる陽気になってきましたね。お近くまでお越しの際には是非足をお運びください。
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