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はんなり便り

神苑内の花々の開花状況等をお知らせします。

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巨椋河骨

2,3日ほど前からニイニイゼミが鳴き始めました。

もうずっと前から真夏のような暑さが続いていましたが、蝉の声を聞くといよいよ夏の到来を感じますね。


南神苑では河骨の一種、巨椋河骨が花を咲かせました。

かつて京都市の南には巨椋池という広大な池があり、その池にちなんで巨椋河骨と名付けられたそうです。ちなみにこの巨椋池は今は干拓地となり、淀にある京都競馬場の池がその名残だそうです。























下の画像が普通の河骨です。
巨椋河骨も同じように黄色い花をつけますが、ワカメのように波打った葉は水中にあり、花の色も若干薄く感じられます。


神苑では移植後は南神苑でのみ細々と繁殖しています。
条件が整わない年は花をつけないことも多いそうで、私も今回初めて見ることができました。
















半夏生も花がぴんと伸び、満開です。

















こちらは芭蕉の花です。

花の散った後にはバナナのような実ができます。





暑い日には是非神苑の緑の中で涼みにいらしてください。
お越しをお待ちしております。


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