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夏の夜に
2013.07.24 |Category …花便り
毎日蒸し暑い日が続いています。
7月も後半になり、いよいよ夏休みですね。
神苑では百日紅が咲き始めました。
夏を代表する花のひとつである百日紅、葉の濃い緑と花の鮮やかな赤が目を引きます。
さて、今日は少し珍しい花をご紹介させていただきます。
夏の夜にしか見ることのできないカラスウリの花です。
月明かりの下、白い花が咲いていました。
5枚の花冠の先は裂けて細い細い糸が張り巡らされているかのように伸び、レース状の美しい造形を成していました。
残念ながら夜間にしか咲かない花なので皆様にご覧いただくことはかないませんが、もしお近くにカラスウリの蔓がありましたらぜひ一度ご覧になってみてください。
繊細で、少し妖しげで、とても魅力的な花です。
夏休みに平安神宮にお越しの皆様、暑い中のお参りのあとには神苑にも足を伸ばしてみてくださいね。
7月も後半になり、いよいよ夏休みですね。
神苑では百日紅が咲き始めました。
夏を代表する花のひとつである百日紅、葉の濃い緑と花の鮮やかな赤が目を引きます。
さて、今日は少し珍しい花をご紹介させていただきます。
夏の夜にしか見ることのできないカラスウリの花です。
月明かりの下、白い花が咲いていました。
5枚の花冠の先は裂けて細い細い糸が張り巡らされているかのように伸び、レース状の美しい造形を成していました。
残念ながら夜間にしか咲かない花なので皆様にご覧いただくことはかないませんが、もしお近くにカラスウリの蔓がありましたらぜひ一度ご覧になってみてください。
繊細で、少し妖しげで、とても魅力的な花です。
夏休みに平安神宮にお越しの皆様、暑い中のお参りのあとには神苑にも足を伸ばしてみてくださいね。
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続 夏の花
2013.07.20 |Category …花便り
土用に入り、暑さも盛りを迎えようとしています。
京都には真夏の日差しが降り注いでいます。
参拝路には日差しを遮るものがなく、この時期お参りをされるのには少し大変かもしれませんが、社殿を取り囲むように広がる神苑は、緑に満ちあふれ木陰も多く、涼しい風が吹き抜けています。
それでは今日も神苑に咲く夏の花をご紹介いたします。
こちらは鬼百合です。鮮やかな花は濃い緑の中でも一際目立ちます。
桔梗です。まだ一輪しか咲いていませんが、今にも開きそうな蕾が増えてきました。
この色といい、すっと伸びた茎といい、いつ見ても涼しい顔をして咲いているといった印象を受けますね。
こちらもまだ咲き始めの女郎花です。これから小さな花がどんどん増えていきます。
今日のような暑い日のお参りのあとには、ぜひ涼しい神苑でご休憩ください。
京都には真夏の日差しが降り注いでいます。
参拝路には日差しを遮るものがなく、この時期お参りをされるのには少し大変かもしれませんが、社殿を取り囲むように広がる神苑は、緑に満ちあふれ木陰も多く、涼しい風が吹き抜けています。
それでは今日も神苑に咲く夏の花をご紹介いたします。
こちらは鬼百合です。鮮やかな花は濃い緑の中でも一際目立ちます。
桔梗です。まだ一輪しか咲いていませんが、今にも開きそうな蕾が増えてきました。
この色といい、すっと伸びた茎といい、いつ見ても涼しい顔をして咲いているといった印象を受けますね。
こちらもまだ咲き始めの女郎花です。これから小さな花がどんどん増えていきます。
今日のような暑い日のお参りのあとには、ぜひ涼しい神苑でご休憩ください。
夏の花
2013.07.16 |Category …花便り
3連休のお天気は不安定で、ゲリラ的な豪雨が降る日が続いていました。
観光で京都にいらしていた方々は大変だったかと思いますが、その雨のおかげで若干涼しくなりました。
これから蒸し暑くなるんでしょうね…。
神苑では夏の花があちこちで見頃を迎えています。
今日はその一部をご覧いただきたいと思います。
まずは紅花。日本では末摘花ともいわれます。
花の色は最初黄色で、だんだんと赤く変わります。
こちらは万両の花です。
万両といえば冬場に真っ赤な実をつけているイメージが強いですが、花は爽やかな白です。
こちらはヘクソカズラです。
変な名前ですが、葉っぱや茎を傷つけると非常にくさい臭いがするのでこの名前がつけられました。
花は涼しげで可愛らしいのですが、名前が少し気の毒ですね。
今、京都の町は祇園祭の為大賑わいですが、市街地から少し離れた平安神宮神苑はひっそりとしております。
深みを増した緑の中で少しの間時間を忘れ、ゆっくりとお過ごしください。
観光で京都にいらしていた方々は大変だったかと思いますが、その雨のおかげで若干涼しくなりました。
これから蒸し暑くなるんでしょうね…。
神苑では夏の花があちこちで見頃を迎えています。
今日はその一部をご覧いただきたいと思います。
まずは紅花。日本では末摘花ともいわれます。
花の色は最初黄色で、だんだんと赤く変わります。
こちらは万両の花です。
万両といえば冬場に真っ赤な実をつけているイメージが強いですが、花は爽やかな白です。
こちらはヘクソカズラです。
変な名前ですが、葉っぱや茎を傷つけると非常にくさい臭いがするのでこの名前がつけられました。
花は涼しげで可愛らしいのですが、名前が少し気の毒ですね。
今、京都の町は祇園祭の為大賑わいですが、市街地から少し離れた平安神宮神苑はひっそりとしております。
深みを増した緑の中で少しの間時間を忘れ、ゆっくりとお過ごしください。
巨椋河骨
2013.07.05 |Category …花便り
2,3日ほど前からニイニイゼミが鳴き始めました。
もうずっと前から真夏のような暑さが続いていましたが、蝉の声を聞くといよいよ夏の到来を感じますね。
南神苑では河骨の一種、巨椋河骨が花を咲かせました。
かつて京都市の南には巨椋池という広大な池があり、その池にちなんで巨椋河骨と名付けられたそうです。ちなみにこの巨椋池は今は干拓地となり、淀にある京都競馬場の池がその名残だそうです。
下の画像が普通の河骨です。
巨椋河骨も同じように黄色い花をつけますが、ワカメのように波打った葉は水中にあり、花の色も若干薄く感じられます。
神苑では移植後は南神苑でのみ細々と繁殖しています。
条件が整わない年は花をつけないことも多いそうで、私も今回初めて見ることができました。
半夏生も花がぴんと伸び、満開です。
こちらは芭蕉の花です。
花の散った後にはバナナのような実ができます。
暑い日には是非神苑の緑の中で涼みにいらしてください。
お越しをお待ちしております。
もうずっと前から真夏のような暑さが続いていましたが、蝉の声を聞くといよいよ夏の到来を感じますね。
南神苑では河骨の一種、巨椋河骨が花を咲かせました。
かつて京都市の南には巨椋池という広大な池があり、その池にちなんで巨椋河骨と名付けられたそうです。ちなみにこの巨椋池は今は干拓地となり、淀にある京都競馬場の池がその名残だそうです。
下の画像が普通の河骨です。
巨椋河骨も同じように黄色い花をつけますが、ワカメのように波打った葉は水中にあり、花の色も若干薄く感じられます。
神苑では移植後は南神苑でのみ細々と繁殖しています。
条件が整わない年は花をつけないことも多いそうで、私も今回初めて見ることができました。
半夏生も花がぴんと伸び、満開です。
こちらは芭蕉の花です。
花の散った後にはバナナのような実ができます。
暑い日には是非神苑の緑の中で涼みにいらしてください。
お越しをお待ちしております。
ふみのつき
2013.07.01 |Category …花便り
昨日行われた『夏越の大祓式』にはたくさんの方がご参列くださり、半年間の罪穢を祓い清めてゆかれました。
今日からの残り半年を清々しい気持ちで始められたのではないでしょうか。
昨日お越しにいただけなかった皆様、12月31日にも『年越の大祓式』が行われますので、どうぞお誘い合わせのうえご参列ください。
さて、今日から7月。 文月ですね。
画像は多羅葉の葉です。
裏側を傷つけると黒く変色するため、紙が貴重だった時代にはこの葉の裏に木の枝などで文字を刻み、現在の葉書のような物として使っていました。
現在でも定形外郵便物として投函できます。
さて、神苑の緑も濃さを増し、深緑に近づいてきました。
今ご覧いただける花は、萩・紫陽花・睡蓮・河骨・撫子・浜木綿・朝顔・クチナシなどです。
これからの時期は日を増す毎に暑さも増しますが、静かな神苑は緑に溢れ、自然の涼しさを充分に感じることができます。
ご観光の折にはどうぞ平安神宮にも足をお運びいただき、神苑でひとやすみなさってください。
皆様のお越しをお待ちしております。