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はんなり便り

神苑内の花々の開花状況等をお知らせします。

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神苑紹介 ~③中神苑~

厳しい寒さが続いておりますがお変わりありませんか?
膨らんでいた梅の蕾もようやく開きそうな気配です。


さて、シリーズ第3回の今日は中神苑をご紹介します。

 









ここは西神苑と同じく明治28年、平安神宮創建と同時に第7代小川治兵衛によって作庭されました。

蒼龍池の中に珊瑚島と呼ばれる島を配置し、その島に渡る臥龍橋という飛び石が特徴の庭です。

南神苑を平安風、西神苑を室町風とすると、この中神苑は桃山時代風の庭だといえます。
桃山時代の特徴は、茶の湯などの数寄の精神です。
数寄とは風流・風雅に心を寄せることでもあり、この数寄の精神をもっとも分かりやすく表しているのが先程申し上げた臥龍橋です。














この臥龍橋の石は豊臣秀吉の架けた三条大橋と五条大橋の橋脚として使われていた物です。

あえて浅めにした蒼龍池には空が映り込み、右へ左へとジグザグに配置された石は大空を優雅に翔る龍をイメージしています。この龍の背に乗るために人はまずお辞儀をしなければなりません。
どういうことかと申しますと、この橋の手前には胸のあたりの高さまで松の枝が迫り出しているため、人は頭を下げざるを得ないのです。この枝もあえてこのように配されているのです。

このジグザグの、捨て石や景石と呼ばれる石の配置や松の枝などはまさに数寄の遊び心を表しているといえるでしょう。
あえて寄り道をしてみる、何をするにも楽しいと思う心を大切にする心です。


スナップポイントとしても、また被写体自体としてもとてもおもしろいこの臥龍橋ですが、たまに足を滑らせて池に落ちてしまう方もいらっしゃいますので橋を渡る際には十分にお気を付け下さい。












そして臥龍橋を渡った先にあるのが珊瑚島です。
蓬莱山をイメージしたといわれるこの島には梅や萩などが植えられ、見頃になると島全体が花に包まれてしまいそうなほどです。

 











この中神苑、蒼龍池の見所は杜若と睡蓮です。

 











 









 

























杜若は5月中旬からおよそ1ヶ月ほど、睡蓮は同じ頃から9月~10月頃までご覧いただけます。

また、珍しい『折鶴』という品種の杜若も見所のひとつです。
この『折鶴』は第119代光格天皇ご遺愛の杜若で、京都御所から移植されたものです。

 









 











 









一般的な杜若とは違い花弁の両側が少し巻いているため、まさに折り鶴のようなシルエットと爽やかな青紫の絞りの入った涼しげな色合いが気品を感じさせます。


また、この中神苑は杜若や睡蓮の他にも季節毎にクチナシや白藤、百日紅、山茶花など様々な花で彩られます。

 











 









 









 




















池の辺の東屋ではお抹茶やコーヒー、アイスクリームなどで皆様をおもてなしいたします。











またこの中神苑の一角(平安神宮の北東角=鬼門)には地主社(じぬししゃ)があり、この地を治める大地主大神(おおとこぬしのおおかみ)をお祀りしています。
この神様は境内全域をお守りくださっています。











それでは最後に四季折々の中神苑の画像をお送りします。

 









 











 









 









 












 























さて、最終回となる次回は東神苑のご紹介です。お楽しみに。





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