HOME ≫ Category 「花便り」 ≫ [67] [68] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76] [77]
夏の花
2013.07.16 |Category …花便り
3連休のお天気は不安定で、ゲリラ的な豪雨が降る日が続いていました。
観光で京都にいらしていた方々は大変だったかと思いますが、その雨のおかげで若干涼しくなりました。
これから蒸し暑くなるんでしょうね…。
神苑では夏の花があちこちで見頃を迎えています。
今日はその一部をご覧いただきたいと思います。
まずは紅花。日本では末摘花ともいわれます。
花の色は最初黄色で、だんだんと赤く変わります。
こちらは万両の花です。
万両といえば冬場に真っ赤な実をつけているイメージが強いですが、花は爽やかな白です。
こちらはヘクソカズラです。
変な名前ですが、葉っぱや茎を傷つけると非常にくさい臭いがするのでこの名前がつけられました。
花は涼しげで可愛らしいのですが、名前が少し気の毒ですね。
今、京都の町は祇園祭の為大賑わいですが、市街地から少し離れた平安神宮神苑はひっそりとしております。
深みを増した緑の中で少しの間時間を忘れ、ゆっくりとお過ごしください。
観光で京都にいらしていた方々は大変だったかと思いますが、その雨のおかげで若干涼しくなりました。
これから蒸し暑くなるんでしょうね…。
神苑では夏の花があちこちで見頃を迎えています。
今日はその一部をご覧いただきたいと思います。
まずは紅花。日本では末摘花ともいわれます。
花の色は最初黄色で、だんだんと赤く変わります。
こちらは万両の花です。
万両といえば冬場に真っ赤な実をつけているイメージが強いですが、花は爽やかな白です。
こちらはヘクソカズラです。
変な名前ですが、葉っぱや茎を傷つけると非常にくさい臭いがするのでこの名前がつけられました。
花は涼しげで可愛らしいのですが、名前が少し気の毒ですね。
今、京都の町は祇園祭の為大賑わいですが、市街地から少し離れた平安神宮神苑はひっそりとしております。
深みを増した緑の中で少しの間時間を忘れ、ゆっくりとお過ごしください。
PR
巨椋河骨
2013.07.05 |Category …花便り
2,3日ほど前からニイニイゼミが鳴き始めました。
もうずっと前から真夏のような暑さが続いていましたが、蝉の声を聞くといよいよ夏の到来を感じますね。
南神苑では河骨の一種、巨椋河骨が花を咲かせました。
かつて京都市の南には巨椋池という広大な池があり、その池にちなんで巨椋河骨と名付けられたそうです。ちなみにこの巨椋池は今は干拓地となり、淀にある京都競馬場の池がその名残だそうです。
下の画像が普通の河骨です。
巨椋河骨も同じように黄色い花をつけますが、ワカメのように波打った葉は水中にあり、花の色も若干薄く感じられます。
神苑では移植後は南神苑でのみ細々と繁殖しています。
条件が整わない年は花をつけないことも多いそうで、私も今回初めて見ることができました。
半夏生も花がぴんと伸び、満開です。
こちらは芭蕉の花です。
花の散った後にはバナナのような実ができます。
暑い日には是非神苑の緑の中で涼みにいらしてください。
お越しをお待ちしております。
もうずっと前から真夏のような暑さが続いていましたが、蝉の声を聞くといよいよ夏の到来を感じますね。
南神苑では河骨の一種、巨椋河骨が花を咲かせました。
かつて京都市の南には巨椋池という広大な池があり、その池にちなんで巨椋河骨と名付けられたそうです。ちなみにこの巨椋池は今は干拓地となり、淀にある京都競馬場の池がその名残だそうです。
下の画像が普通の河骨です。
巨椋河骨も同じように黄色い花をつけますが、ワカメのように波打った葉は水中にあり、花の色も若干薄く感じられます。
神苑では移植後は南神苑でのみ細々と繁殖しています。
条件が整わない年は花をつけないことも多いそうで、私も今回初めて見ることができました。
半夏生も花がぴんと伸び、満開です。
こちらは芭蕉の花です。
花の散った後にはバナナのような実ができます。
暑い日には是非神苑の緑の中で涼みにいらしてください。
お越しをお待ちしております。
ふみのつき
2013.07.01 |Category …花便り
昨日行われた『夏越の大祓式』にはたくさんの方がご参列くださり、半年間の罪穢を祓い清めてゆかれました。
今日からの残り半年を清々しい気持ちで始められたのではないでしょうか。
昨日お越しにいただけなかった皆様、12月31日にも『年越の大祓式』が行われますので、どうぞお誘い合わせのうえご参列ください。
さて、今日から7月。 文月ですね。
画像は多羅葉の葉です。
裏側を傷つけると黒く変色するため、紙が貴重だった時代にはこの葉の裏に木の枝などで文字を刻み、現在の葉書のような物として使っていました。
現在でも定形外郵便物として投函できます。
さて、神苑の緑も濃さを増し、深緑に近づいてきました。
今ご覧いただける花は、萩・紫陽花・睡蓮・河骨・撫子・浜木綿・朝顔・クチナシなどです。
これからの時期は日を増す毎に暑さも増しますが、静かな神苑は緑に溢れ、自然の涼しさを充分に感じることができます。
ご観光の折にはどうぞ平安神宮にも足をお運びいただき、神苑でひとやすみなさってください。
皆様のお越しをお待ちしております。
夏の花
2013.06.29 |Category …花便り
暑い日が続いていますね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
それでは今日も暑さを忘れさせてくれる爽やかな夏の花々の画像をお届けいたします。
まずは萩です。こちらは宮城野萩ですね。
この夏はまもなく見納めとなりそうですが、秋にもう一度出会えます。
続いては鋸草です。
葉が鋸の様な形をしていることからこの名前がつけられました。
こちらはオオカナダモです。
小さな花ですが、南神苑の池を爽やかに彩ります。
最後は額紫陽花です。
周りの装飾花ばかりが目立ちますが、中央の両性花も満開です。
明日、6月30日は16時より境内特設会場にて『夏越の大祓式』が行われます。
この半年の間に知らず知らず身に付いた罪や穢を祓い清めて、新たな心身で残りの半年を過ごす為に
古来より行われてきた伝統ある行事です。
ご興味のある方は是非ご参列ください。
応天門に設置された茅の輪は、8の字を描くように左・右・左の順番でくぐってくださいね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
それでは今日も暑さを忘れさせてくれる爽やかな夏の花々の画像をお届けいたします。
まずは萩です。こちらは宮城野萩ですね。
この夏はまもなく見納めとなりそうですが、秋にもう一度出会えます。
続いては鋸草です。
葉が鋸の様な形をしていることからこの名前がつけられました。
こちらはオオカナダモです。
小さな花ですが、南神苑の池を爽やかに彩ります。
最後は額紫陽花です。
周りの装飾花ばかりが目立ちますが、中央の両性花も満開です。
明日、6月30日は16時より境内特設会場にて『夏越の大祓式』が行われます。
この半年の間に知らず知らず身に付いた罪や穢を祓い清めて、新たな心身で残りの半年を過ごす為に
古来より行われてきた伝統ある行事です。
ご興味のある方は是非ご参列ください。
応天門に設置された茅の輪は、8の字を描くように左・右・左の順番でくぐってくださいね。
雨上がり
2013.06.24 |Category …花便り
明け方まで降っていた細雨もあがり、晴れ間の広がる清々しい陽気となりました。
神苑の緑も最近の雨でたっぷりと潤っているようで、瑞々しさに溢れています。
神苑ではただいま紫陽花の他、睡蓮・河骨・半夏生などが見頃です。
こちらは半夏生。小川が白い道に変わってしまうほど咲いています。
それでは前回に続き、神苑に咲く野草をいくつかご紹介します。
まずはは河原撫子。花弁の細かい細かい切れ目にご注目ください。
杜若の池に咲く溝隠です。小さな花ですが、薄い紫が爽やかですね。
こちらは神苑内いたるところで見ることのできる庭石昌です。
みなさんのお近くでも咲いていることでしょう。
水辺に咲くのは面高です。白い花が涼しさを演出してくれます。
御参拝のあとにはどうぞ神苑にもお立ち寄りください。
神苑の緑も最近の雨でたっぷりと潤っているようで、瑞々しさに溢れています。
神苑ではただいま紫陽花の他、睡蓮・河骨・半夏生などが見頃です。
こちらは半夏生。小川が白い道に変わってしまうほど咲いています。
それでは前回に続き、神苑に咲く野草をいくつかご紹介します。
まずはは河原撫子。花弁の細かい細かい切れ目にご注目ください。
杜若の池に咲く溝隠です。小さな花ですが、薄い紫が爽やかですね。
こちらは神苑内いたるところで見ることのできる庭石昌です。
みなさんのお近くでも咲いていることでしょう。
水辺に咲くのは面高です。白い花が涼しさを演出してくれます。
御参拝のあとにはどうぞ神苑にもお立ち寄りください。